インスタグラムの発見タブ活用術
Instagramのリーチ数を伸ばすにはどのようにしたら…
Instagramでバズるにはどのようにしたらいいでしょうか?
このような悩みをいただくことが多いです。
そこで重要なのがInstagramの発見タブ。
今回の記事では発見タブがInstagramの運用においてどのような重要な役割を占めているのか、
発見タブを攻略することでどのくらいリーチ数、フォロワーが増えるのかについて説明いたします。
様々な企業の運用代行を経験し、科学的に分析を行なってきた私がアルゴリズムを攻略してきた方法を全てお伝えしますので最後までお付き合いください。
発見タブとは、どのような役割を果たしているのか?
Instagramの「発見タブ」は、パーソナライズされた投稿がおすすめとして提示される機能です。
この機能は「発見欄」とも呼ばれますが、ここでは「発見タブ」を用いて説明します。
発見タブは、アプリを開いた状態で画面下部の虫眼鏡アイコンをタップすることでアクセス可能です。
画面の一番上部には検索窓が配置されており、目的の写真・動画やユーザーがすでに明確な場合には、ここにキーワードを入力し検索を行うことができます。
アルゴリズムを攻略して発見タブに乗ることにおいて重要なことは「パーソナライズされた投稿が閲覧できること」です。
あなたが日々検索したり、いいねや保存を行った投稿を基に、アルゴリズムがあなたの興味・好みを分析します。
これは、あなたが注目するアカウントを見つけ出す作業です。
その次に、あなたが好むアカウントと同じような特徴を持つアカウントをピックアップし、その中から投稿を選び出し、何度かの選別を経て発見タブに表示します。
具体的な計算方法は明らかにされていませんが、あなたが無意識のうちにいいねや保存を行う動機づけになっているのかもしれません。
このレコメンドシステムは、Googleの検索アルゴリズムのように、多種多様な基準に基づいて設計されています。
発見タブの活用によるメリットとは?
発見タブをうまく活用することで、自身の投稿やアカウントをより多くのユーザーに露出させることができます。
どのくらいリーチが伸びるのかと言うと私が運用したアカウントで出た結果をご覧いただくと分かっていただけると思います。
この結果を見ていただくとわかる通り、これまで伸びている投稿は全て発見タブからのリーチになっています。
写真を参照していただくとわかる通り、発見タブで推奨されることで、単一の投稿が何百万人ものユーザーに届くようになります。
一ヶ月で1万人以上の新規フォロワーが増えるといった事態が、私たちが管理するアカウントではよく見られます。
これだけの結果が得られるという事実から、発見タブへの掲載は非常に大きな影響力を持つことが理解いただけるでしょう。
つまり、Instagramを運用する上での重要なポイントとして、発見タブへの掲載は欠かせない要素で、
それが運用の成功を左右する鍵となるのです。
発見タブで外部露出するには?
ここで気になるのが発見タブで露出するためにはどうしたらいいかと言うこと。
発見タブに載るには明確に答えがあり、それはアルゴリズに沿った運用をすることです。
アルゴリズムはこちらで説明しているのでご確認ください。
Instagramのアルゴリズムは?公式が言っているインスタアルゴリズムについて
以下の内容では、アルゴリズム以外の要素で発見タブに露出するための方法を説明します。
アルゴリズムの理解と、並行して実施することでより成果につながった運用を実施できるでしょう。
ジャンルを認識させる
ジャンルを明確にし、自身の投稿やアカウントがどのようなカテゴリーに属するのかをユーザーに認識させることが重要です。
その結果、特定のジャンルで発見タブにリーチしやすくなりやすくなります。
実施すべき項目は以下の6点です。
①発信内容を一貫する
発信ジャンルがぶれているとAIがなんの発信をしているかわからなくなってしまいます。
そのため、自分が決めたジャンル「のみ」に絞って発信をするよう心がけましょう。
他の投稿をするくらいなら投稿しない方がましです。
②決めたジャンルのハッシュタグをフォローする
自分のジャンルをスイーツ系にしたならスイーツで検索して、タグのところから20個ほどフォローをしましょう。
大ジャンルを別の言葉にしたものでも問題ございません。
スイーツ→おうちカフェなどが該当します。
③適切なハッシュタグを選定する
ハッシュタグもジャンル認識のために行うもの。
自身の発信ジャンルにマッチしたハッシュタグを使用しましょう。
Creatorsというインスタグラムがやっているアカウントによると、適切なハッシュタグを3~5個つけるのが望ましいとされています。
④同ジャンルで伸びている発信者にDMとフォローをする
フォローを行うことで、インスタグラムのアルゴリズムに特定にジャンルに興味を持っていることを示すことができます。やり方は以下の通り。
一気にフォロー&DMをするとアカウントが制限されてしまうため、1日20回などに分けて行いましょう。
DMはいきなり送っても返してもらえないことも多々あるので、ストーリーズで絡むなど工夫するとなお良しです
⑤日々の発信の中で同ジャンルの競合とDMする
同じジャンルのユーザーと日頃からやりとりしていると頻繁にやりとりがあるため関連性が高いとAIが判断します。
その結果、特定のジャンルで発信している人と中がいいとされるため、そのジャンルに投稿がリーチしやすくなります。
④でも説明した通り、いきなりDMすると返してくれないので、ストーリーズで絡むのがGOOD。
例えば
- 相手のストーリーズに対してリアクションスタンプを送る
- 自分のストーリーズのアンケートに回答してくれた人に対してメッセージを送る
などのアクションがおすすめです。
⑥いいね周りをする
あまり望ましいやり方ではありませんが、競合の投稿、同ジャンルのアカウントに対していいねを行うことで関連性が上がります。
しかし、短時間にいいねをしすぎてしまうとシャドウバンのリスクもあります。
いいねは
- 80回以内に抑える
- 2~3回に分ける
- 最低でも2時間は空ける
で実施しましょう。
投稿の質を高める
発見タブのフィード投稿では、ユーザーが保存した投稿がより多く表示される傾向があります。
そのため、ユーザーがあなたの投稿を保存することを促す工夫が重要です。
魅力的なコンテンツや有益な情報を提供し、保存したくなるような投稿を心掛けましょう。
Instagramのアルゴリズムにとって重要なのは「保存率」で、リーチしたユーザーのうちどれだけの人が保存したのかを測る指標です。
保存を促すにはコンテンツの質を高めることが重要です。
- ターゲットにあった投稿
- 見返したくなるような投稿
- ユーザーの深層心理にある感情を刺激する投稿
- 保存を促す画像をつける
と対策が必要になります。
フィード投稿のより詳しい紹介はこちらからご覧ください。
他の記事より正直濃いです。Instagramフィード投稿の作り方
リール投稿ではいいね、滞在時間などが最も重要です。
こちらからご覧ください。
Instagramリール完全ガイド:バズらせる戦略とアルゴリズムテクニック
ストーリーズをちゃんと運用する
ストーリーズはインスタグラム上での重要なコンテンツ形式です。
ストーリーズの運用を適切に行うことで、RelationshipというInstagramに重要な要素を満たすことができます。
このRelationshipとは、私たちが管理するアカウントとフォロワーの間にある関係性のことを言います。
親密度とも言います。
Instagramはこの密接度を基に、フィードやストーリーズの表示順を決定します。
そのため、密接度の高いアカウントのフィード投稿やストーリーズは、他より先に表示されるのです。
この密接度を上げるためには、「シグナル」の役割が大きいです。
では、ストーリーズを活用し(シグナルを増やす)ためには、どのように進めていけばよいでしょうか?
- 質問ボックス
- アンケート
- クイズ・エンゲージメントスタンプ
- インスタライブ
- ストーリーズへのコメント(DM)
これらの行動を通じて、密接度を引き上げることが可能です。
親密度を引き上げることで既存フォロワーに投稿が見られ、いい投稿だとAIが判断しやすくなります。
その結果、投稿が外部にリーチしやすくなるわけですね。
より詳しいストーリーズの運用についてはこちらからご覧ください。
Instagramストーリーズでバズる!最新アルゴリズムと成功への道
まとめ
インスタグラムの発見タブは、自身の投稿やアカウントを多くのユーザーに知ってもらうための貴重な機能です。
ジャンルを明確にし、保存率を高める工夫、キャプションの最適化、ストーリーズの活用など、適切な戦略を取り入れることで、発見タブでの露出を向上させることができます。
積極的に活用し、自身のコンテンツの魅力を多くのユーザーに伝えましょう。
Instagramの運用はこちらの資料で体系だって解説していますので、こちらの記事からご覧ください。