インスタグラムリールで注目を浴びるための秘訣を大公開します。
SNSプロマーケターが海外の調査結果も踏まえた独自のノウハウを公開します。
動画の編集テクニックからキャプションの作成術まで、リールのパフォーマンスを最大限に引き出す方法をご紹介します。
インスタグラムで差をつけたい方は必見です。
HubSpotの最新マーケティングレポートでは、今年のソーシャルメディアコンテンツフォーマットでは、ショートフォームビデオが最も人気があり、効果的だとされています。
Instagramのリールに力を入れていて、TikTokももちろん健在。
ショートムービーを制した人がバズれる時代になってきました。
参考先:The HubSpot Blog’s 2023 Marketing Strategy & Trends Report: Data from 1,200+ Global Marketers
これまでの経験を元にショートフォームビデオコンテンツに関する完全なガイドをまとめました。
リーチ数が獲得できるようなリール投稿を作るためのノウハウを今回の記事から身につけてください。
リール投稿はなぜ重要?
こちらの記事で詳細を説明していますのでご確認ください。
Instagramリール完全ガイド:バズらせる戦略とアルゴリズムテクニック
今回は海外の研究を元にリール投稿のテクニックをお話ししていきます。
インスタのリールで、ティックトックでバズるのに大切な要素
Instagramのリール投稿やTikTokでバズるには以下の要素を満たす必要があります。
今回はInstagramのリール投稿を主軸に説明しますが、TikTokでも同様に重要な内容になっております。
公式の発表では?
まずは公式の発表を見ていきましょう。
is entertaining and fun (i.e. it delights people, grabs their attention, makes them laugh or has a fun surprise or twist).
@creators|Instagram
is inspiring (i.e. starts a trend that others can easily participate in).
uses creative tools like text, filters or camera effects.
uses vertical video; horizontal videos are typically not as easy to recreate.
uses music from the Instagram music library and/or original audio you create or find on Reels.
is an experiment! Try something new, be yourself and see what works for you.
要約すると以下の通りです。
- 楽しくてエンターテイナー性がある(つまり、人々を喜ばせ、注意を引き、笑わせたり、楽しい驚きやツイストがある)
- 他の人が簡単に参加できるトレンドを始める
- テキスト、フィルター、カメラエフェクトなどを使用する。
- 縦型のビデオを使用する。
- 横型のビデオにはしない
- Instagramの音楽ライブラリからの音楽、リールで新たに作成した音源を使う
- 新たな試みであること。新たな挑戦をしてみてください!
簡単にいうと、縦型で面白い動画を考えて、音楽とか使ってInstagramで新たなトレンドが起きるような動画作ってね!
ということです。
それでは次にリール投稿で取り組んだ方がいい要素をまとめています。
リーチ数を獲得するテクニックについて
短い時間でテンポの良い構成にする
インスタグラムのリールやTikTokを見てみると、人気動画に共通する特徴があります。
それは、動画を高速再生してリズミカルなテンポを作り出していることです。
アプリを用いれば、撮影した映像の再生速度を自由に調節することができます。この機能を活用し、自分だけの魅力的なリールを作成してみましょう。
また、既に撮影済みの動画も同様に、再生速度を調整してアップロードすることが可能です。
Z世代を中心にした調査では、高いテンポで進行するCMや動画広告に好意的な回答が多かったことがわかりました。
その理由としては、「時間を無駄にしたくない」「速いテンポの方が理解しやすい」「テンポが遅いと飽きてしまう」といった意見が挙がっています。
これらの結果からも、視聴者が動画を最後まで見るためには「テンポ」が大変重要な要素と言えるでしょう。
特に動画の冒頭3秒間を強く意識することが、視聴者の注目を引くためには欠かせません。
動画構成では1~3秒で気を惹きつけよう
InstagramやTikTokでは、ユーザーが上にスクロールして素早くビデオからビデオへ移動します
つまり、ビデオがすぐに視聴者の興味を引かないと、彼らはあなたのビデオを素早くスクロールしてしまう可能性があります。
これに対抗するためには、まずは視覴者の注意を引く”フック”を作りましょう。
これは、何か目を引くものから録画を開始するか、あるいはあなたの音が注意を引くようにすることで実現できます。
例えば
- 最初の1秒で動画内容を明らかにする
リールはTikTokと同様、最初の3秒で離脱する人が50%もいます。
離脱されない工夫をこらしましょう。
そのため、開始1秒で衝撃的な何かで目を止めさせ、開始2~5秒で結論と問題提起を行うなどといった工夫ができますね。
1秒目のイメージ
- 痩せたいならこれやめろ!
- 可愛くなりたいなら夜更かし絶対!?
2~5秒のイメージ
その動画の結論を動画序盤で伝える
このホテルがやばすぎた...! このホテルの〇〇と〇〇がほんとやばすぎ!!までで2~5秒で説明し切る
など数々のテクニックがあります。
人気のトレンドを使用する
短編動画プラットフォームに適したコンテンツを作成するためには、まず動画をみる必要があります。
楽しい作業にはなりますが時間の使い方には気をつけましょう。
特定の音声や曲が何度も使われているかを確認しましょう。
もしそうなら、それはおそらくトレンドの一部でしょう。
例えば、ちゅきちゅきらぶりーちゃんやなぁぜなぁぜ?などがそれに該当します。
インフルエンサーやブランドは、トレンドに乗ることで動画がより多くの人々に届く可能性が上がることを知ってるのでよくトレンドを利用します。
もしトレンドを用いた投稿をしたら最後まで見てもらう可能性が高まるので、実践してみましょう。
自社のブランドに関連性のあるトレンドの音声クリップのみを使用することをおすすめしますが、それを実現する方法はたくさんあります。
TikTok、Instagramのリール、YouTubeのショートムービーを見て回って、自身のアカウントにマッチしたトレンドを探しましょう!
戦略的なキャプションを作成する
キャプションにはあまりスペースがありませんが、ビデオに追加的な文脈を提供する絶好の場所ですので、賢く利用しましょう。
アクションを呼びかける言葉を追加したり、ビデオ内ではカバーしていない情報を共有したりすることができます。
キャプションはコメントを促すためにも重要です。
コメントを入れるには時間がかかるため、その間ずっと動画が再生されていることになりますし、コメントを閲覧するユーザーも出てくるので閲覧数が増えやすくなります。
上手な運用をされているのが「なえなのさん」
台本や編集もほとんどなく、中身はただダンスを踊っているだけの動画
ただそれだけだったら視聴者にも飽きがくるはずですがなぜそれがきていないのか。
それがキャプションの効果です。
キャプションにユーザーが反応したくな流ようなことを入れ、コメントを誘導しています。
このような形でコメントを促す用途でも使用できるため、キャプションまで気にかけた投稿を心がけましょう。
流行りの音楽を使用する
流行りの音楽を使用するのもリールの再生回数を増やす手段の一つです。
流行りの音楽には単純接触効果に似た効果で多くの人に好かれている可能性が高いのでその音楽を聴く目的でも再生する人が現れます。
細かいテクニックにはなりますが一つの手段として覚えておきましょう。
投稿時間
バズりやすい時間帯は、簡単にいうと多くのユーザーが利用している時間帯になります。
もちろん、ターゲットによっても異なりますので、一概には言えないことが難しいところですが、
海外の分析された100,000 件を超える投稿の結果によると投稿時間は以下が適切なようです。
月曜日: 午前 6 時、午前 10 時、午後 10 時
火曜日: 午前 2 時、午前 4 時、午前 9 時
水曜日: 午前 7 時、午前 8 時、午後 11 時
木曜日: 午前 9 時、午前 12 時、午後 7 時
金曜日:午前5時、午後1時、午後3時
土曜: 午前11時、午後7時、午後8時
日曜日: 午前 7 時、午前 8 時、午後 4 時
参照元:Best Times to Post on TikTok for 2023
海外の研究かつTikTokのみのデータにはなりますが、投稿時間の参考にはなるのではないでしょうか?
投稿時間に関する研究はこちらからご覧ください。
TikTokでバズりやすい投稿時間は?2023年のTikTokに投稿するのに最適な時間は?
まとめ
今回の記事ではInstagram、TikTokで非常に効果を発揮する短尺動画についてまとめました。
今回の記事でも出していない投稿の伸ばし方もありますし、人それぞれの運用方法があります。
それを一から探し出すのは非常に難しいことですが、見つけることさえできれば一気にバズれる可能性があるのが短尺動画です。
どうすればバズることができるのか?投稿を伸ばすことができるのか?についてプロの目線でアドバイスをしてほしい方はこちらからお問い合わせください。