SNS時代の今、お店の宣伝や集客にはSNSの活用が欠かせません。
その中でも特に注目されているのが、ビジュアルに強いインスタグラムです。

今回の記事では、あなたのお店をインスタグラムで効果的にアピールし、集客を増やす方法について具体的に解説します。
前回の記事では飲食店のみならず、店舗全般で行うべき項目をまとめました。

こちらからご覧ください。

インスタ集客のコツ！飲食店・実店舗経営者必見のInstagram集客方法について

店舗をインスタグラムで話題にするには？集客したいならこれから！

飲食店の集客を増やす方法をInstagramを活用して行うためのノウハウを紹介いたします。

店舗専用のハッシュタグを用意する

インスタグラムには、投稿を多くの人々に見てもらうための「ハッシュタグ」機能があります。
このハッシュタグは、投稿を分類して検索で見つけやすくしたり、自分の好きなものや感じていることを表現するために利用されます。

店舗のアカウント運用には、オリジナルのハッシュタグを作成することが効果的です。
まだ誰も使っていないハッシュタグを使用することで、自店独自の情報を一箇所にまとめることができます。

さらに、ハッシュタグを活用したユーザー参加型のキャンペーンを行うことで、注目を集める可能性もあります。

インスタ映えするようなフォトジェニックな投稿を行う

インスタグラムの特徴の一つは、写真や動画のクオリティが非常に重要であるということです。
このため、店舗がインスタグラムを通じて集客を行うには、高品質な写真や動画を活用することが必須となります。

サービスがいかに素晴らしくても、品質の低い写真や動画が投稿されていると、その魅力はユーザーに伝わらないのです。

飲食店で写真の質にこだわることができないなら自社での集客は諦め、インフルエンサーに全てお願いした方がいいかもしれません。

今では、個人や店舗が日々、”インスタ映え”を意識した投稿を行っています。

インスタに映えるような内装や商品を用意する

前の項目ではインスタ映えするような撮影の実施が必要だとお伝えしました。

飲食店ならフォトジェニックな商品を提供して、話題性を生み出すことは、インスタ映えすると集客が伸びる現実を踏まえると、重要な戦略となります。

これは別に内装を韓国風に寄せましょう！や20代の女性が好きそうなものにしましょう！
と言っているわけではありません。
SNSで飲食店の紹介をしているインフルエンサーが投稿している店舗の中でもむしろ古風な店舗が取り上げられてバズっていたりします。

自社店舗でもそのような要素はないかと分析を行い、尖らせることで既存の内装でもSNS映えするような内装にすることができます。

ただ、内装は開店時に全て決まってしまうものなので、取り組みにくい項目かと思われます。
そんな場合でも目玉の商品を1点開発するだけで達成できる可能性があります。

SNSに映えそうな商品を競合になりうる店舗の商品や、全然違ったジャンルでバズっている商品を分析することで開発することが可能ですので、リサーチと商品開発をしてみましょう。

内装の変更するならフォトスポットも

お店の看板やネオンサイン、個性的なデザインなど、客が自然と写真を撮りたくなるようなスポットを設けることは、話題作りに非常に効果的です。
もちろん、商品やサービスそのものが魅力的なら人々は訪れます。

しかし昨今では写真を撮影するという目的で店を訪れる人も少なくありません。

さらに、「フォトスポットで撮影した写真を投稿してくれた方には、試供品をプレゼントする」などのサービスを提供することで、お客さんに更なるメリットを生み出し、お店の話題性をさらに高めることができます。

レディアンスパという個室サウナではそのような取り組みを行なっており、1000件以上の投稿がなされています。

今やサービスを享受する目的より、そこで写真を撮って投稿すること自体が魅力になることは珍しくありません。
そのような店舗になるためのブランディングは欠かさず行うようにしましょう。
そのためにはただ運用するだけでなく、店舗のオシャレさやSNS運用者の「センス」が必要になります。

このような取り組みにより、お店のオリジナルハッシュタグと共に写真をインスタグラムに投稿する人が増え、情報が拡散しやすくなります。それが更なる集客につながります。

写真の世界観を統一する

飲食店のインスタグラムをフォローするユーザーは、美味しそうな食べ物の写真を見たいと思っていることが多いです。

しかし、もしアカウントのオーナーがゴルフや釣りが好きで、ゴルフや釣りの写真がたくさん投稿されていると、
「ゴルフや釣りの写真ではなく、食べ物の写真を見たかったのに」と感じ、期待外れだと思われてしまう可能性があります。その結果、フォロワーが離れてしまうこともあるかもしれません。

これは個人でアカウントを運用しているアカウントのみならず、ノウハウがない企業は全般的に起こしてしまいやすい問題です。
集客にアカウントを使いたいなら正直そのような投稿は百害あって一利なしと言えるでしょう。

インスタグラムは、一人が複数のアカウントを持つことが可能です。
したがって、自分の趣味を共有したい場合は、店舗のアカウントとは別に趣味用のアカウントを作成することをおすすめします。

ただし、ゴルフや釣りが店舗のコンセプトと連動していて、それが店舗の魅力の一部を形成している場合は、一緒に投稿しても問題ありません。そうだとしても正直望ましいとは言えません。

店舗内にインスタグラムのアカウントQRコードを掲載する

インスタグラムを通じて店舗情報を知ってもらうことは大切ですが、店舗に足を運んでくれたお客さんにもインスタグラムの存在を知ってもらうことも同じく重要です。

まずは、お店を訪れたお客さんが、その場であなたのインスタグラムアカウントを認識できるような工夫が必要です。
飲食店であれば、各テーブルにアカウントへのQRコードやネームタグを設置したり、ファッションショップならレジでの会計時に「クーポンは定期的にインスタグラムで配布していますので、ぜひフォローしてください」と案内します。

このような手段で興味を持ってくれたお客さんがアカウントをフォローすれば、インスタグラムから店舗の最新情報をリアルタイムで受け取ってもらうことができます。
そして、これが再訪のきっかけとなり、リピーターにつながる可能性が高まるでしょう。

そういったお客様のUGCを活用することでリピート率が50%ほど改善した事例もございます。

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まとめ

今回は、お店のインスタグラムでの集客方法を具体的に解説しました。
オリジナルのハッシュタグの作成、インスタ映えする商品の用意、フォトジェニックな投稿の仕方、写真の世界観の統一、そしてお店の内装を見直すといった手法を紹介しました。

SNSは時代のトレンドを反映するもの。
その中で自分のお店がどのように表現され、どのように伝えられるかは、自分次第だということを忘れないでください。この記事があなたの店舗のインスタグラム運用、そして集客の一助となれば幸いです。

SNSの運用は一度にすべてを完璧にする必要はありません。まずは一つずつ、できることから始めてみましょう。

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